■ ID | 969 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埼玉県における地下水質特性とヒ素溶出量の関係 |
■ 著者 | 石山高
Takashi Ishiyama
埼玉県環境科学国際センター 高橋基之 Motoyuki Takahashi 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第42回日本水環境学会年会、平成20年3月21日 |
■ 抄録・要旨 | 日本国内には、環境基準(0.01mg/L)を超えるようなヒ素を含む地下水が数多く存在する。汚染対策を円滑かつ合理的に進めるには汚染原因の解明が重要であるが、地下水中へのヒ素溶出メカニズムについては未だ不明な点が多い。本研究では、埼玉県内で実施している地下水定期モニタリング調査のデータを基に、地下水質特性(pH、電気伝導度、酸化還元電位など)とヒ素濃度との関係について解析した。
地下水中へのヒ素溶出は、地下水のpH、酸化還元電位及び鉄濃度に影響を受けることが分かった。還元条件下、地下水のpHが高い、あるいは鉄濃度が高い場合に地質中に存在するヒ素が溶出しやすい傾向が認められた。 |
■ キーワード | 砒素溶出量、地下水質特性、埼玉県、酸化還元電位、pH |
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